Magento 連携ガイド
Tajo は Commerce REST API を経由して Adobe Commerce (Magento 2) に接続します。Magento のコードベースにインストールする Tajo 拡張機能はありません。接続には統合トークンを使うため、ストアのデプロイパイプラインに手を加える必要はありません。
現在、Magento はオンボーディングで構築する接続です。Shopify や WooCommerce とは異なりまだセルフサービスではなく、オンボーディングの一環として Tajo チームが同期を設定します。進捗はコネクタの実装ステータスで確認できます。以下のストア側の準備が、Magento 側で必要なすべてです。標準構成の Magento で動作し、コードの変更は不要です。
前提条件
- Adobe Commerce / Magento Open Source 2.4 以上
- 統合トークンを作成できる管理者権限
- ストアでの HTTPS(トークン認証に必須)
- 有効なサブスクリプションを持つ Tajo アカウント
ステップ 1: Magento の統合トークンを作成する
- Magento の管理画面で System → Extensions → Integrations → Add New Integration を開きます。
- 名前を
Tajoにして管理者パスワードを入力し、API で Customers、Sales、Catalog の各リソースに読み取り権限を付与します。 - 保存したうえで統合を Activate し、Access Token をコピーします。
Tajo はストアの REST ベース URL (https://yourstore.com/rest/V1/) に対して Authorization: Bearer <access token> で認証します。
ステップ 2: 接続情報を Tajo チームに渡す
Tajo のオンボーディング担当者に次の情報を共有してください。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| ストア URL | https://yourstore.com |
| アクセストークン | ステップ 1 で取得した統合トークン |
同期が始まる前に、読み取り専用のリクエストで接続が検証されます。アクセスを取り消したいときは、いつでも Magento 側でトークンをローテーションできます。
Magento 接続で同期される内容
- 顧客: 連絡先の名寄せに使う識別項目とアカウントのメタデータ。アカウントが存在することからマーケティングの同意が推測されることはありません
- 注文: 購買履歴、合計金額、通貨、ステータス、明細行。ライフサイクルのセグメンテーションやウィンバック自動化に利用します
- 商品とカテゴリ: 興味関心によるセグメンテーションや商品を踏まえたキャンペーンのためのカタログ構造
まず過去データのインポートが実行され、その後は更新されたレコードをポーリングする増分同期によって Tajo が最新の状態に保たれます。リアルタイムのストアフロントイベント(カート、進行中のチェックアウト)にはストア内に拡張機能が必要ですが、Magento には現時点で提供されていません。注文ベースの自動化は同期を通じて引き続き完全に利用できます。
マーケティング自動化
自動化(Brevo などのプロバイダー経由のメール、SMS、WhatsApp)は、同期されたデータを使って Tajo 側で設定します。たとえば新規注文に対する購入後のフォローアップ、離脱した顧客へのウィンバック、カテゴリ履歴にもとづく商品興味関心キャンペーンなどです。
トラブルシューティング
| 症状 | 原因と対処 |
|---|---|
| ストアから 401 が返る | 統合トークンが再生成されたか、統合が無効化されています。統合を再度有効にして、Tajo 側のトークンを更新してください |
| 顧客は同期されるが注文が同期されない | 統合の API 権限に Sales リソースが不足しています |
| 初回インポートが遅い | 大規模なストアはページ単位でインポートされます。進捗は Tajo の担当者がいつでも報告できます |
次のステップ
- Magento コネクタリファレンス: 実装ステータスと技術的な補足
- 顧客同期: Magento の顧客を自社の基準データに対応づける方法